英語を始めるきっかけって覚えてますか? お仕事で始めるとか、資格に向けて、旅行や映画が好きだから。いろんな想いがありますよね。新年気持ちを新たに私の英語のきっかけを思い返してみました。 さかのぼること中学2年の時の2週間のホームステイ。 お世話になった家族はなんと子供10人! そこにThis is a penレベルな日本人が2人(私+友人)加わり、ホームアローンみたいなおうちでした。 得意になって英語を教えてくれる弟妹達。 年の近い子たちと、思春期だった故、無駄毛の処理に対して言葉が通じないのに体を使って表現してやたら盛り上がったのを覚えています。 年上の兄姉と父母はこれぞ異文化!という体験をさせてくれました。 初めての教会、湖でのボート遊び、ホームドラマみたいなBBQ…夢のような時間でした。 私と友達は毎日学校で5時間くらい英語を勉強して、迎えに来たファミリーへ習った英語をためしていました。私は“What time is it now?”が通じやすく頻繁に使っていたので、その文章と時間を示すネイティブの回答リスニングが異常に伸びました。ある日、“Minaはやたら時間を気にするのよ。日本人だからかしら?” とホスト両親がしゃべっていた気がします。 いやいや、その文章だけが得意になってたのよ。思わぬところで国民性をアピールしちゃいました。 帰国の前日に、英語がしゃべれない私達2人は、徹夜で辞書を引きながら短い文章を添えた10ページくらいの漫画を作りました。本当はもっと無駄毛以外の話もしたかった。英語を使って、私達の感謝と感動を伝えたかった。私は時間を気にする子ではないと自己表現したかった。 ホストファミリーと離れる寂しさと、言葉で躓いた悲しい気持ちを綴りました。 でも、いつかもっと英語をしゃべれるようになって戻るから、会いたいですといったお涙頂戴漫画でした。14人で鼻水が地に着くほど泣きました。 (いないメンバーもいたかも。なんせ大家族。) 結局そこで何を学んできたの?といったら、“今何時?”って歌のフレーズしか思い出せません。更に帰って英語勉強したかというと、高校受験前にちょいと単語覚えた。という英語に対して薄情な結果になりました。 でも、きっかけは頭の片隅に残り私は今ステージラインにいます。 あの時の英語が使えれば!と思った悔しい気持ち、再会という目標を決めて、私は細く長く英語に触れて来ました。 初心にかえるといいますか、語学が広げる可能性を再認識して、 なるべく継続的に習う言葉に触れて頂くよう、皆さんの学習のお手伝いをさせて頂きたい思います。 そう新年心に誓い、高尾山に行った初詣で凶引きました。 ビバ! 銀座スタッフ Mi–na