去年の5月にブログで紹介した本が映画化決定。仙台市の全面協力で5月から撮影が開始されるそうです。監督曰く「原作が問答無用で面白い、映画化権の争奪戦だった」この仙台在住の伊坂幸太郎さんは、天才作家ですね。「アヒルと~」「重力ピエロ」「陽気なギャング~」「死神の精度」「フィッシュストーリー」「ラッシュライフ」そして「ゴールデン~」。出版した14作品中の7作が映画化ってすごくないですか。2008年は、「ゴールデンスランバー」で本屋大賞、山本周五郎賞、このミステリーがすごい1位、ミステリが読みたい1位、の4冠をとりましたが、直木賞は辞退したので幻の5冠本でしょう。この人の小説はストーリーの奇抜な発想が秀逸・・・しゃべる案山子、CDショップで試聴している音楽好きの死神、100%嘘を見破る天才・・・。そんなアイデアと構成力、印象的な登場人物、伊坂節と言われるかっこいいセリフの数々、そして物語の途中から最後にかけて、パズルのピースがきれいにはまっていく感じは、うぁっやられた。えっうそ。マジでー。なにコレ。やっべー。こういうことかー。あれ?この人ってあの小説のあの人ですか、みたいな。作家の浅田次郎さんがこの本の書評で、千年続く日本文学をぶっつぶせるぐらいの才能に驚きを隠せない、これからも我道を突き進め。みたいな事を言ってました。もしかして千年に一人の作家ですか!!!皆さんも、他の小説では満足できなくなる軽妙洒脱な伊坂ワールドを体験してみては?/仙台スタッフ TK
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