最初に聴いた時の衝撃は今も色褪せない。これはネガティブ思想の一大ロックオペラなのだろうか。それともフラストレーションだけの欲求不満を音にぶつけてアルバム1枚作っちゃったのだろうか?静かな始まりから、轟音ギターが響き渡る、そして予測不可能な曲の展開・・。アルバムを通して聴いたら100曲!?くらい聞いた感覚に陥る。パンクそれともプログレ?ちょっと今までに聴いたことのないぐらい緻密な構成で作られたロックアルバムです。1998年発表の“SIX”はMansunというバンドの2nd アルバムで1stの時は、ラルクアンシエルみたいだとか思っていましたが、このアルバムでその印象は宇宙の彼方までぶっ飛ばされました。レディオヘッドも次作のKid Aで影響を受けたアルバムにこの“SIX”を挙げています。あるイギリスの雑誌ではこの40年間で最高のアルバムだと言いきっちゃうほどの内容となっていますのでロック好きは大音量でどうぞ!/仙台スタッフ TK